2010年2月20日土曜日

2010新年寒中水泳! 障害者武道協会の中島 豸木教授より!

「肉体ボヨョ~ン!」国士舘大の中島たけし教授から!新年の寒中水泳の写真が送られてきた。国際武道大学の柏崎克彦教授の肉体ボヨョ~ンも見える。「寝技の神様と言われた柏崎克彦」「オーストラリア、ニュージーランドに日本の文化と柔道を紹介した中島 豸木」。確か中島教授も66歳??ぐらいかと思う。なんといっても健康が一番!頑張ってもらいたい。 「武道の極意は、健康でであることである。」The secret of Budo is healthy. I think from swimming in the middle of winter in the New Year in 2010.

子供たちの成長の過程での「兄弟げんか」は、良い体験。「いじめ」もまた、よい体験

昔は、子供たちは、兄弟げんかや仲間との喧嘩で多くのことを体験で学びました。しかし、少子化で兄弟も少なくなり体験の機会がへってきているのも事実です。兄弟喧嘩の中で「痛みや」「手加減」「仲直りのチャンス」「仲直りの手法」・・・・など多くのことを体験し習得します。したがって、「兄弟喧嘩を途中で止めたり」しないでください。お父さんやお母さんの役目は、兄弟喧嘩に拳法会のように「怪我をしないルール」を設けてやることです。最近の凶悪な事件の背景には、手加減のできない行動(言動)があります。昔は、モノをもって喧嘩をすることは、子供たちの間で「卑怯」であり「卑怯者」と罵られたものです。「卑怯者」の言葉もなくなりましたが「正義」の言葉もなくなったのが残念ですね。「いじめ」も大切な体験です。この体験が十分でないと妙に誤解と被害意識を心の中で作り出してしまいます。以前、拳法会の目標の「恕=おもいやり、愛」がありましたが恕のこころをもつ子どもに育てたいものです。

2010年2月9日火曜日

「人は、常に未熟である。」「その未熟な己を導くのは、師である」

「徳育なくして真の教育なく!武徳なくして真の武道なし」これは、私の格言です。また、「武道とは、体育、知育、徳育の基本要素から成立し、日本伝統文化と心を継承ともに武道道徳修得と健全なる知力、体力の育成を目的とする。」と位地づけます。なぜ、こんな事をまた、書くか?と言うと、わたしの大学時代の同輩の片岡直博(剣道教師七段・鳥羽市剣道連盟会長?・・・共に稽古した同輩なので敬称略)から「おまえが何時も言っている。あれ!なんだっけ?平成24年の武道必修化に必要・・・」と電話が入った。人の道を子供のころがら説こうというこのこころみが、大相撲にあれば、朝青龍も引退という事にもならなかったのでは?とまた、考えてしまった。まだ、29歳の有能な人材の道を変えさせた事態に心が痛む。総合格闘技の石井慧と朝青龍がハワイで一緒に飯を食った?とも報じられていた。共に柔道、相撲を去った形となった二人である。共に言動や優勝後の態度に問題があるとも言われた。しかし、朝青龍と引退前に飲んだ人物も「いい奴!」と誉めていた。となると、やはり自分の言動をコントロールする「徳育、教育」と言うことになる。貴乃花親方が理事になったと聞いた。また、「教育」の担当者とも聞いた。 貴乃花親方に期待するところ大である。Budoka is always unripe. A person teaching me who am unripe is a teacher. Message of Nahiro Kataoka (Kendo7Dan Kyoshi). It is Bushido philosophy to control one's heart and behavior. Samurai does not criticize another person. About Asasyoryu of Sumo, we should watch it. Association of Smou oneself is a problem to be settled.
                            世界拳法会連盟 大橋千秋
PS:「人は、常に未熟である。」「その未熟な己を導くのは、師である

2010年2月7日日曜日

財団法人日本相撲協会について!ちょっと現実的なことから!


二所ノ関一門から離脱し日本相撲協会理事選挙に出た貴乃花親方についてマスコミは、騒ぎ、横綱朝青龍の品格問題で引退騒動がTVなどでとりざさたれている。

 わたしは、日本相撲協会理事選挙については、拳法会の組織のあり方として考えると二所ノ関一門から離れ貴乃花親方が理事に立候補し理事となり「己が信じる改革」をしたいと望むことには、大いに賛同できる。従来の「一門から候補あげる選任方式」も過去の役員会などで承認されたルールであるのであれば、当然、なんら問題がない状況のときは、遵守すべきであると考える。

 しかし、柔道や剣道とおなじく武道人口の減少と同様に相撲人口の減少がすすみ、日本人力士の低迷や大相撲界による様々な事件を抱えるようになった。一大事である!となれば、財団法人の定款に従い理事選挙を行うべきである。貴乃花親方は、New日本相撲協会を仲間を集い組織しようとしたわけでないし協会の資金を勝手に使ったわけでは、ない。 聞けば、「子供たちに相撲を普及し小学生のときから伝統の心をもった力士を育てたい。」との事だ。 拳法会となんら変わらないしモラルにも反していない。拍手を贈り共にがんばろうと言いたいくらいである。この点から貴乃花親方の行為が時期が早いとか若いとか第三者が雑言を言うべきではない。
 拳法会と弊会の関連ある「社団法人」「NPO法人」も心しておくべきである。

 もう一つ、横綱朝青龍の暴行、引退問題、品格問題であるが国民が根本的な誤解をしていると考える。「拳法や空手、柔道=武道」か?といえば、以前にも述べたようにNOである。「武士道哲学」を学んでこそ武道といえる。武士(サムライ)の営為の中かうまれた「武士道」には、武の行使を否定していない。「事実は?義がある行為なのか」を広く明確にしないで引退を迫ること事態に疑問を感じる。また、この事態に及ぶまで教育できなかった師や幹部にも課題がある。ここに至るまでになぜ、諸問題を整理と改革が出来なかったか?今になれば残念としか言いようがない。武士道を尊ぶ「教育環境」が十分であれば、朝青龍をこの様な事態に追い込まなくても良かったのでは?と考える。
 しかし、これは、相撲界だけではない。いつの頃から野球やサッカーのように金銭、利益が目的となり見世物的な試合形式を採用し観客を動員できれば最高とする嘆かわしい傾向にある。それを善とする日本人自身の教育レベルの低下が次々と第2、第3の朝青龍が誕生する土壌となっている。その土壌の中では、朝青龍を責める事は、出来ない。朝青龍は、大いに実力を発揮し日本人を喜ばし、貧しさの中から這い上がり「金持ち」になる夢を子供たちに与えた。これ以上の事を望むのであれば、私たち自身の価値観が変らねばならない。変わらねば、益々、誤解を生みエンドレスの悩みを生みだす。 マスコミも大相撲の変化、発展の1ページの事をあまり面白おかしくはやし立てるものではない。大相撲のことは、大相撲が解決すべきことである。
 貴乃花新理事に期待し影ながら応援をする。 世界拳法会連盟 大橋千秋